交野自然の杜クラブの皆さま
8月20日定例会は瀬田公園で湿地の植物をたくさん観察しました。
前夜からの大雨で、開催が危ぶまれましたが、
木戸さんからの実施決定を受けて、17名が参集。
皆さんの熱意が通じたのか、曇り空の観察日和となり、熱心に観察しました。
木戸さんと岡本さんの案内で、
下長尾池西側の散策路から木道を通って上長尾池へ。
白いナガエモウセンゴケ花(注1)、ピンクのトウカイコモウセンゴケ花や、ホザキノミミカキグサ、
コイヌノハナヒゲ、カモノハシ、アリノトウグサの花、コマツカサススキ
などをじっくり観察。
11時半、体育館のそばに移動して昼食を摂り、下長尾池に面した草原で自由観察。
サギソウのほか、ミミカキグサ、ヒナノカンザシなど
希少な湿地の植物が足の踏み場もないほど咲いていて感動しました。
そして地味ですがイトイヌノヒゲ、イヌノヒゲ、テンツキなどの
カヤツリグサ科…と観察もキリがないので、
12時半には全員集合して、
次の観察場所びわこ文化公園に向かいました。
途中イソノキやクロバイの多い林の中には、
コクランやノギランそしてシダ類もたくさんあり退屈しません。
国道を渡りびわこ文化公園に入り、夕照庵の横を通って多目的広場の水辺へ。
ガマやヒメガマ、コガマ、それらの間にはいろいろな蜘蛛が
巣をかけておりシオカラトンボが捕まっていました。
水路にはデンジソウ、チョウジタデなどが見られ、
土手には可愛いヒナギキョウも咲いていました。
保護団体の方々がお世話しているというオミナエシがきれいでした。
その中にネナシカズラの花を見つけて、
柱頭が1本ならネナシカズラ?2本ならアメリカネナシカズラ?
などと話題になりました。
適度な休憩、時間配分を上手にしていただき、とても充実した観察ができました。
(沢山の写真があります!頑張って見てください)
案内の木戸さん、岡本さん、ありがとうございました!
写真はHPをご覧ください。
(注1)
※私たちがモウセンゴケと思ったものは、特定外来種のナガエモウ
瀬田公園で公園管理者と相談して、環境省ガイドラインに沿って害
龍谷大学の三浦先生(農学部)に、20日に撮ったモウセンゴケの
特定外来種のナガエモウセンゴケに間違いなく、誰かが持ち込んだ
いるそうで、
在来種との交雑が心配なので、除去しているが追いつかないとのこ
モウセンゴケよりも花が大きく、葉柄も長いです。困ったものです
福島いずみ
**
**今回は福島さん、高橋弥生さん、岡本さん、他 から
沢山の写真やガイドをいただきました。ありがとうございました。
👬👭参加の皆さん:文化園にて
🌻🌷🌹やはりトップは サギソウ 🌼🌼
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