2022年12月20日火曜日

12月20日:京都東山タマミズキ観察

 交野自然の杜クラブの皆さま


12月20日の定例会は阿萬田さんの案内で、京都東山タマミズキ観察会でした。
寒いけれど、好天に恵まれ、とても気持ちの良いハイキングでした
ねじりまんぽ前で、阿萬田さんのタマミズキの詳しいお話しと
コース説明からはじまり、東山中腹に散在するタマミズキの真紅の果実を探しながら、
蹴上公園、水路閣、南禅寺、東山学園前、永観堂前、冷泉通り、哲学の道、
大豊神社を通り、法然院の観察の森を登りました。
東山学園前ではオレンジ色のタマミズキを、また、道中、珍しいタイワンツバキの花、
マユミ果実、サクラ冬芽、コナラ、コシアブラ、ムクノキ、シャリンバイ、サザンカ
などを見て、
観察の森ではイヌシデ、アカシデ、タマミズキ、ナナミノキ、クロバイ、サカキなど
を見ました。
足元にタマミズキの葉や実がたくさん落ちていて、
葉身基部が非対称の葉の特徴を観察しました。
実生を探していたら、1つ見つかり、高木では見ることのできない冬芽にもお目に
かり感激。
大文字火床まで登り昼食、その見晴らしは最高で、眼下には御所や京都の街、
遠くには大阪の街も見えていました。
一息ついて、写真撮影、それからきずなの森広場、月待山へと下り、銀閣寺へ、
さらに北白川天神宮まで足を延ばして、みごとなタマミズキを観察
それでも去年より実が少なめ?とのこと。
たくさんのタマミズキを見られたこと、またとても一人では来られないような
複雑なコースを、楽しく案内していただいた阿萬田さんに感謝し、
銀閣寺道のバス停まで戻って解散しました。参加は19名でした。

帰りの今出川通からもオレンジ色のタマミズキが見えていて、
あれは紅葉かタマミズキかと議論。
最終的には後藤さんの写真判定で、樹の下の方に残っていた葉の形からタマミズキで
あると結論しました。
後藤さんによればキミノタマミズキ(1990年にタマミズキの変異種として学名登録さ
   れた)かもしれません。
またこれからの観察が楽しみですね!

さて来週の花暦調査12/26は、来年度調査予定のコースを歩きます。
コースはスイレン池―さわわたりの路―八ッ橋―傍示川の出口までです。
集合はいつも通り、11時50分昼食を済ませてスイレン池です。
今回は記録はしないので、用紙は送りません。
今年最後のくろんど園地を楽しみましょう!

        福島いずみ


👬👭大文字火床で参加者の皆さん;眼下には京都市内が見えています。



🍁🍀🍀タマミズキを求めて東山を歩きました。

まずは、ねじりマンポ前から。

蹴上公園から。1。
蹴上公園端から。
東山学園から。
観察の森から。
観察の森の大きな幹
行者の森から
真打ちはやはり白川天神宮その1
角度を変えて その2
その3
少しアップの その4
その5
落ちていた葉と実
🍁🍁🍂🍂
ネジリマンポ:煉瓦の強度を上げるため捻った積み上げをしている(マンポ=トンネル
トンネルの前の通りのハナミズキ(実)
蹴上公園でタマミズキを見上げる皆さん
水路閣前のタラヨウ(実)
アリドオシ
水路閣
ヤブコウジ
マンリョウ(白い実)
マンリョウ(実)
ドウダンツツジ(紅葉)
マサキ(実)

フユサンゴ(実)
タイワンツバキ
ウメモドキ(実)
ツリバナ(実)
💢💪大文字;火床から市内を望む
もう少しで大文字 火床まで
素晴らしい眺めでした!!
天気も最高!!””
これが大文字 火床の元:ここから大の字の各所に運ばれる
下山中の皆さん
イイギリ(実)
下山途中に通った月待山山頂
クロバイ(冬目)
カラスザンショウ(実)
下山途中の地蔵
町中;ニシキギ
町まで降りてきました;大文字が見えています


👭👭👯⛔⛩🚵
👨👩皆さんが歩いた所をマップ上に辿っています。
赤丸(数字)がタマミズキを観察した所です。(7番は大文字火床)
1番(蹴上)から9番(白川天神宮)までーー
出町柳までの帰り(吉田山)でも見えていたようです?
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