2024年4月23日火曜日

4月23日:初谷渓谷

 交野自然の杜クラブの皆さま


4月23日定例会は朝から降りやまぬ雨、どうなることかと
遠路はるばる能勢妙見口に着くとなんと20名が集結。
皆さん雨対策は万全で、いつ降っても大丈夫です。
10時には雨は止み、勇んで初谷渓谷へ出発です。
途中には、スミレ、アリアケスミレ、ノジシャ、サギゴケ、カテンソウ、
セキショウ、ニシノホンモンジスゲ、そしてオオムラサキの飼育ケージがありました。
渓谷に入るとコクサギの花やケヤキの新葉と赤い苞、キケマンの花
ウワミズザクラやカマツカの花、イワボタンというネコノメソウの仲間を教えていた
だき、
上を見たり、足元を見たりと忙しいです。
ウラジロウツギの花は咲き初め、サワガニ、カエル、ヤスデ、カタツムリも元気いっ
ぱいです。
間歩の跡にはハクサンハタザオが群生していて、鉱脈があることを示しています。
対岸に咲いていたヤブデマリを、Iさん、Aさんが渡渉して採取して下さり、
装飾花4枚のうちの1枚が小さいことをしっかり確認できました。
キブシ花は終わりかけで、落ちているのを見ると雄花序だと分かります。
オオキツネノカミソリの保護柵、対岸のイワタバコ葉など過ぎると8番ポイントに到
着。
今日のメイン、クマガイソウが一斉にこちらを向いて咲いています
不思議な形です。どこに柱頭があるのかしら?蜜はあるのかな?
マルハナバチはここから出るのかな?と思いつつ撮影に夢中になります。
(詳しい構造が「HiroKen花さんぽ」のクマガイソウの奥の間2に書かれていま
そしてお昼、河原で食事、あ、少し雨が、でもすぐに止みました。
恐竜の卵のところで記念撮影、無事帰路に。朝から鳴いていたのはホオジロと判明。

阿萬田さん、催行して良かったですね!案内ありがとうございました!
写真はHPをご覧ください。https://katano-sizen-teiki.blogspot.com/
                                                     福島いずみ


👬👭妙見口に集合:雨が少し降っています。まずは阿萬田さんの説明があります

参加の皆さん:20名 恐竜の卵像をバックに:この坂を登ったところにお目当ての花があります
🍁🍁🌼
本日のメイン:クマガイソウ
これだけ咲いていると圧巻です!
杜クラブとしては3年ぶりに会えました。


なんとも表現できない姿ですね!
横顔です。


観察中の皆さん 1
観察中の皆さん 2



🍁🌸

スミレ


アリアケスミレ

ツボスミレ
ヒメウズ
セキショウ

ハクサンハタザオ…重金属を取り込む性質がある
 1つが特に小さいのが特徴
    鉱脈がある指標となる
ハクサンハタザオ その2

キランソウ
ヤマフジ?
フジ…蔓の巻き方でヤマフジかノダフジか分かる
この写真を拡大するとノダフジのようですが?



カスミザクラ
ウワミズザクラ

ヤマネコノメソウ




ヤブデマリ
ヤブデマリ 2
ヤブデマリ 3


コウライテンナンショウ?…付属体が棍棒状
その2

キツネノボタン
キケマン
カテンソウ
ウラジロウツギ
イヌガラシ
ニシノホンモンジスゲ
ケヤキ
コクサギ
サンショウ
ケヤキ 実生
オオキツネノカミソリ…保護柵の中に、花期7月
          花が葉より上に出る
カマツカ
イワデンダ(シダ)…小羽片基部の耳が特徴
ヤマシャクヤク
キクラゲ
ミヤマハコベ
クワゴマダラヒトリ♀…腹の黄色と黒点が特徴
幼虫は植物を食い尽くす害虫、♂は羽が淡褐色


🐌サワガニ
ヤスデ…毒無し、害虫を食べる益虫、手足短い
クワゴマダラヒトリ♀…腹の黄色と黒点が特徴
幼虫は植物を食い尽くす害虫、♂は羽が淡褐色
ホオジロ…いい声で鳴いていました


^^^^福島さん から沢山写真頂きました。有難うございました。m(_ _)m