2022年6月21日火曜日

6月21日定例会「皿池湿原観察会」

交野自然の杜クラブの皆さま


21日、雨が降り止まない中、22名の参加で皿池湿原観察会を実施しました。
終日曇りという前日の予報が外れ、当日は終日雨となり、
参加された皆さまには、本当に申し訳ありませんでした。
とはいえ、雨の中で草木は生き生きとしており、
また皿池湿原の保全をされている方々の熱い思いのこもった解説や案内で、
トキソウ、モウセンゴケ、カキラン、コバノトンボソウ、ササユリ
ノハナショウブ、タチカモメヅルの花々や、氷河期の生き残りのヤマドリゼンマイ、
そして、丸くツルツルした小石から、この湿原の成り立ちをイメージしたり、
ハッチョウトンボや希少生物のヒメタイコウチにも出会うことができました。
視察者のために作成されたという人博石田先生監修のビデオでは、
皿池湿原の成り立ちとここで見られる生物の多様性、
その保全の重要性と課題が明らかにされました。
尾瀬などとは違い、皿池は人のかかわりなしには維持できない湿原環境であり、
放っておけば湿地はハンノキが繁茂し樹林化したり、大型草本に覆われて希少植物は
消えてしまう、
市と地域住民、専門家、民間企業やボランティアの協力なくしては保全はできないと
思いました。
雨にもかかわらず熱心に観察、最後にアンケートを書いて提出。
1時近くになったので、小休止の後、カキランの群生地に向かいました。
イソノキの花やミヤマガマズミやオオバヤシャブシ、ヤマハゼの果実、エゴノネコア
シ(虫こぶ)、
ミチバタナデシコ、クマノミズキなどを見ながら、カキラン群生地に到着。
やや小雨となり、のどかな田園風景の中、土手一面に咲くカキランに歓声。
今日やっぱり来てよかったね!の声にホッと胸を撫でおろしました
参加された皆さま、お疲れさまでした!
              福島いずみ
👬👭(後ろに福島さんからの写真もあります)
🌺🌻🌸カキラン群生:皿池から少し歩いた甲斐がありました。🌼🍁!!



トキソウ1
トキソウ2


コバノトンボソウ:もう少しで、、

タチカモメヅル



ノハナショウブ
カザグルマ:花跡:5月にはきれいに咲いていました!、、とのこと、、
ヤマドリゼンマイ
ササユリ
アゼムシロ:皿池への道で。。
ハエドクソウ



🐞お目当ての昆虫です。
ヒメタイコウチ:タイコウチよりちいさくて(ヒメ)、
名前は(歩くと前足で太鼓打を打っているようなのでつけられた:太鼓打:

ハッチョウトンボ(雄);雌もいましたが、、写真無しです、、
:::👪
👸
ここからは福島さんの写真です。

ヌマトラノオ
ネジバナ
メリケンムグラ
タチカモメヅル
ノハナショウブ
ヤマドリゼンマイ
ササユリ
コバノトンボソウ
モウセンゴケ蕾
ヒメシロネ
モウセンゴケ葉
チゴザサ
ハッチョウトンボ
 (2)ヒメタイコウチ
ヒメタイコウチ
ミミカキグサ
トキソウ
アリノトウグサ
サワシロギク蕾と葉
2)アリノトウグサ蕾
アリノトウグサ蕾
イヌセンブリ
ノハラナデシコ
カキラン群生
カキラン
ミゾカクシ
ヒルザキツキミソウ
チョウセンアサガオ
モンカタバミ
ナツツバキ
リキュウバイ果実
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