交野自然の杜クラブ月例会: 10月 2025

交野自然の杜クラブの皆さま

10月の定例会は東おたふく山での観察会でした。
芦屋からバスで10時頃に東お多福山で下車、18名が集まりました。
先週までの暑さが嘘のような涼しさです。
案内の古川さん・兵頭さんからコースなどの説明があり、早速観察に出発。
まずはベニドウダン幼果が鎌首を上げるように上を向くのを観察、
マルバアオダモの灰色の冬芽、コウヤボウキの花、クロモジの冬芽、
そしてハナヤクシソウ花、その葉は羽状に深裂し、ヤクシソウとは全然違いました。
途中、アオツヅラフジの蔓でかごを編んでいるグループに遭遇、
帰りのバスでまた一緒になり、完成したステキなかごをいただきました。
シラヤマギクなどキク科の花がたくさん咲いています。
ノコンギクは総苞片の先が赤くなるので見分けができます。
一番多く見られたのはケシロヨメナで、花が少し小さめで、総苞細く、毛が多いと
か。
ウリハダカエデ、ニガイチゴ、エゴノキ、コバノガマズミ、ミズメなどの木本、
ナギナタコウジュが一方向に花をつけて咲いています。

きれいだけどやはり臭いです。
アキノキリンソウ、ミカエリソウ、フユノハナワラビを見て土樋割峠で小休止、

ここから山道に入ります。
ササの間を登っていくとヤマジノホトトギス果実、エイザンスミレ葉、マユミやスノ
キの果実、ススキもきれい、
キクバヤマボクチの花も咲いていました。

喘ぎながら東おたふく山の山頂に出ると素晴らしい見晴らしです。
美しいススキをバックに記念撮影し、山道を歩くとヤマナラシ大木の葉が風に揺れて
いるのが見えます。
草原に出るとセンブリがあちらこちらに咲いています。

もうすぐリンドウも咲きそうです。オケラの花を見て昼食。
昼食後はヤマハッカ、テイショウソウ、アキチョウジなどを見て何回か渡渉すると

シラネセンキュウやヒキオコシ、そしてアケボノソウの花も見ることができました。
たくさんの植物を観察でき東お多福山は本当にいい所だなあと大満足でバス停まで戻
り、時間通りに解散となりました。
案内の古川さん、兵頭さん、とても楽しく実り多いコースでの観察会をありがとうご
ざいました！
写真はHPをご覧ください。　　福島いずみ

＊＊＊＊月例

写真は以下HPをご覧ください。　https://katano-sizen-teiki.blogspot.com/

👪👭👧👨　参加の皆さん　１８名　その１