2025年2月22日土曜日

2025年度総会


交野自然の杜クラブの皆さま

グッと冷え込んだ2月の朝から私市植物園に21名が集まり、植物の冬の姿を観察しました。
ホトケノザ・ヒメオドリコソウ・オオイヌノフグリなど、
いち早く太陽光を確保しようと放射状に広げた葉(ロゼット)の観察。
本当にそうかな?花が咲いたら答え合わせですね!

ノダフジの葉痕、維管束痕のつくる顔はちょっと悲しそう、
スズカケノキの果実の数や葉での見分け方・カキノキ冬芽は箪笥の取っ手・
赤い冬芽のホソバタブ・香り漂うモクレイシの花・ヤマハゼの冬芽は裸芽、
コクサギは4分果の外果皮が残っていますが、中の種子はもう残っていません。
内花被が,ばねとなって弾き飛ばす自力散布なので、傍にいると危ないのだそうです
(要注意!)。

クロモジ・アブラチャン・カナクギノキの可愛い冬芽、ノリウツギ・オニグルミ・ホ
オノキ・トチノキのユニークな冬芽等、

2時間も観察したあと吹きさらしのユリノキ広場で昼食(寒かった~)。
Tさんの気になるハゼノキの冬芽をみんなで見に行き、図鑑には芽鱗は無毛とあるの
に確かに毛があるねと確認。
一見するとヤマハゼのようにも見えますね。でも芽鱗があるからやっぱりハゼノキだ
と思われます。

道中ソシンロウバイの花にはヤマガラやシジュウカラがたくさん来ていてにぎやかで
した。

そして午後は星の里いわふねに移動して2025年度の方針を決める総会に臨みました。
20名の参加で、活動計画や保全活動を盛り込んだ予算案、役割分担、会則の改定など
が承認されました。(議事録は別に送ります)
新年度も楽しく和やかに、いろいろな活動に参加し、学びあいましょう!
                                福島いずみ


👬👪 参加の皆さん:午前は交野植物園で観察


午後からは総会です(総会参加の皆さん)


🍃🌿冬芽の観察

ノダフジの葉痕


カキの冬芽 箪笥の金属製の取っ手に似ているとか。
カナクギノキ 元気いっぱい!の冬芽、真ん中が葉芽
クマノミズキ 筆ペンの先⁉
ナラガシワ
ハシバミ
シラキ
ニシキギ






🌸🌺🌻 カンサイタンポポのロゼット
シイモチ モチノキ科
ニシキギ科モクレイシ
モクレイシ 2



ホトケノザ

コハコベ
サイハイラン:花芽
サザンカ
            ソシンロウバイ:花弁から花心まで黄色
ロウバイ:花の中心部が赤紫色
トサミズキ:もうじき咲きそう!
オオイヌノフグリ
ガマズミ
スズカケノキ


🐥🐤🐣 エナガのシルエット 
シジュウカラ
ヤマガラ

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斉藤さんから写真いただいています。いつもありがとうございます!